日本酒の基礎知識と地酒案内

発砲日本酒

日本酒の中に発泡日本酒があります。発泡日本酒は、発泡性のある日本酒でビールやサイダーのような炭酸タイプの日本酒になります。

風味は甘く柔らかいので、米を利用したシャンパンと言ってもいいような風味です。

そして、その発泡日本酒の中にも大雑把に分けると、発酵工程を早めに止め瓶詰めし、残っている糖分を瓶内で再発酵させて、炭酸ガスを生成させるタイプ・醸造された日本酒に後付けで炭酸を吹き込むタイプのこの2つに分かれています。

両方飲んだ事のある人だと瓶内発酵されたものは、炭酸が細やかで柔らかな感じで、炭酸を後付けされたものは、逆にパンチのある喉越しに仕上がっているようです。

 

アルコール度数も大体5?7度ぐらいの低めなものが多い為、飲みやすくてそれに炭酸も相俟っているので、爽快でキレのある、後味が良い日本酒に仕上がっていて、それに加えやや甘口なトーンに仕上がっている商品が多い為、女性向きと言えるでしょう。

 

発泡日本酒は、1998年秋に初めて株)一ノ蔵によって発売されて以来、着実に世に認められてきている日本酒の1つです。

日本酒の愛飲者には、少し邪道に思う人もいるかもしれませんが、日本酒好きな方からすると、やや邪道に思われるかもしれませんが、新たな魅力を引き出した日本酒の1つとして、世間の注目を浴びて貰って欲しいものですね。

そして、一度も味わったことの無い方には是非トライして、日本酒の新しい世界を覗いてみませんか。