日本酒の基礎知識と地酒案内

日本酒久保田の商品

日本酒の久保田は、新潟の朝日酒造株式会社で作られており、同じ久保田と言う名前の商品でも幾つか種類があります。

久保田「純米大吟醸」萬寿は、久保田の商品の最高峰で、やわらかく、ふっくらと精魂込めて作られており、存在感を主張しています。日本酒度は2、酸度は1.2でアルコール度数は15度以上16度未満になっています。

上立ち香は、ほんのり心地よく香る程度で、口に含むと立ち香りとは違いしっかりした含み香があり、味わいは非常にクリアな印象になっています。このように口当たりがまろやかで飲み易いので、日本酒が苦手な人やまだ慣れてない人、無濾過原酒に疲れた時などに最適だと言われています。

 

 

■久保田「山廃純米大吟醸」碧寿

「山廃仕込み」の純米大吟醸です。けれんみのない軽快な旨味とスッキリとした飲み口を生み出しています。

日本酒度や酸度、アルコール度数は萬寿と変わらないです。

上立ち香は、極僅かに芳香していて、人によっては鼻の利きが悪いと思う人もいるかもしれませんが、口に含むと、山廃らしさなのか、マルンとしたオイリーな口当たりで萬寿同様、飲みやすいと言われています。

 

 

久保田「大吟醸」翠寿 は女性に人気の商品で、低温発酵させて醸した吟醸生酒。

飲み口もやさしく、スッキリ爽やか、繊細でやわらかな香味とまろやかな味わいがとても印象的な商品です。

季節限定で4?9月にしか発売されず、日本酒度は3、酸度が1.1、そしてアルコール度数が14度以上15度未満となっています。

上立ち香は、心地よく芳香族ながら何となく柔らかな穀物感も混ざっていて、口に含むとスキっとした辛口フレッシュに逆の印象ともとれるようなオイリーな栗様の丸みが僅かに伴うような感覚に陥ります。

そして全体的な味は爽やかなお酒という感じという印象が強い感じがします。

 

他にも紅寿や千寿、百寿など沢山の種類がありどれも美味しく人気の商品が沢山あります。

皆さんも1度自分に合いそうな久保田の日本酒を探してみてはいかがですか。