日本酒の基礎知識と地酒案内

日本酒のおつまみ

日本酒に合うおつまみって結構ありますよね。でも家で独りで飲むとなると面倒で作らないという人も少なくないですよね。

だけど簡単に作れて美味しいとなれば話は別ですね。ここでは、簡単で美味しい、そして健康な料理を紹介します。

 

今回は、「イワシの青じそ巻き梅風味」で、材料はイワシ・青紫蘇・酒・みりん・醤油、そして梅干しです。

まずイワシの開きを作ってそれに、半分に切った青じそをのせて、端から巻いて楊枝で留めて下さい。

そしてフライパンを熱して、イワシを入れて、表面に火が通ったら、酒・みりん・醤油を少々と、梅干し1〜2個をそのまま投入します。

水を少し加えて、フタをして蒸し煮にし、その途中で梅干しを箸で崩すと良いと言われていますよ。それから3分ほど中火で煮たら完成です。

また、イワシを焼くときには、テフロン加工のフランパンであれば油はひかなくてもよく、他にもイワシの開きは、背びれや小骨を取って、縦半分にして使うと食べやすいと思います。

 

つまみの健康効果とは、この料理の主な材料イワシは青魚の代表格とも言われており、そのイワシの成分の中にある良い質のたんぱく質、脂肪が多く含まれているので、何と言っても、最近「頭が良くなる」などと話題な「EPA(エイコサペンタエン酸)」「DHA(ドコサヘキサエン酸)」という不飽和脂肪酸が入っており、血液サラサラ効果があるので、全身の血流がスムーズになり、ひいては脳への血流も良くなって、頭の働きがクリアになるという効果があると言われています。

 

また、骨ごと食べればカルシウムが摂取できるし、おまけにカルシウムの体内への吸収を助けるビタミンDも一緒に摂れるので、このつまみが健康にとても良いのです。

そしてクエン酸を含む梅干しと煮ているで、酸味で疲労回復にも役立ってくれます。他にも青じそには整腸作用などに効果があります。

注意する事は、いわしはとにかく鮮度が命なので、買ってきたら即、調理して下さいね。開きや刺身を利用するのも良いかもしれませんね。